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SDS 940 SDS 940 は、 (SDS) の開発したメインフレーム。 の主に集積回路で構築された24ビットCPUをベースとした、タイムシェアリングを直接サポートする設計のマシンである。1966年2月に発表され、4月から出荷された。1960年代の Tymshare 拡大の原動力となった。また、スタンフォード研究所の有名な "oN-Line System" (NLS) はこのマシン上に構築された。 1969年、SDSがゼロックスに買収されると、同社はゼロックス・データ・システムズ (XDS) と改称され、マシンも XDS 940 と改称された。 == 歴史 == 元となった設計はカリフォルニア大学バークレー校が1964年から1965年に行った Project GENIE の一環として生み出したものである。同プロジェクトでは、SDS 930 にメモリ管理および制御ロジックを追加し、ページング方式の仮想記憶を実現した。その設計は広くコピーされることになった。SDS 940 は Porject GENIE の設計をそのまま製品化したもので、SDSの従来機種との後方互換性も保持している。 当時の多くのシステムと同様、主記憶として磁気コアメモリを使用しており、容量は16から64キロワードである。1ワードは24ビットで、それにパリティビットが1ビット付属する〔。二次記憶装置は様々なものがあり、GENIEでは磁気ドラムメモリ、SDSでは固定ヘッド型と浮動ヘッド型の磁気ディスク装置を採用していた。入出力としてはさん孔テープパンチ/リーダ、ラインプリンター、リアルタイムクロックなどがある。ブートは、さん孔テープから行う。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「SDS 940」の詳細全文を読む
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